○種目
◆パワーリフティング(フルギア)とクラシックパワーリフティング(ノーギア)
大きく分けて二種類あります。
・パワーリフティング(フルギア)大会
競技用ギア(スーパースーツ・ベンチシャツ・ニーラップ)
・クラシックパワーリフティング(ノーギア)大会
競技用ギアは使用できず。ベルト・リストラップ・ニースリーブのみ使用できる。
◆シングルベンチ
ベンチプレスのみで競技する大会です。
※ベンチプレス(フルギア)とクラシックベンチプレス(ノーギア)があります。
○年齢別
満14歳以上の選手が大会に出場できます。
年齢別カテゴリーは、カレンダーイヤー(12月31日時点の年齢)で決定します。
・ 一般 :満14歳以上
・ サブジュニア:満14歳~18歳
・ ジュニア : 19歳~23歳
・ マスターズⅠ: 40歳~49歳
・ マスターズⅡ: 50歳~59歳
・ マスターズⅢ: 60歳~69歳
・ マスターズⅣ: 70歳以上
※カレンダーイヤー(12月31日時点)で24歳の選手は試合当日が23歳でも、
ジュニアカテゴリーの大会に出場できません。
一方、カレンダーイヤー(12月31日時点)で40歳の選手は試合当日が39歳でも、
マスターズⅠカテゴリーの大会に出場できます。
高校生や大学生の大会もあります。
○体重別
パワーリフティングは体重により階級として出場区分が分かれ、
大会では検量時間内に階級内の体重を測定されなければなりません。
◆男子(9階級)
・53㎏級 (体重が53.00㎏以下)
※高校生、サブジュニア、ジュニアのみの階級です
・59㎏級 (体重が59.00㎏以下)
・66㎏級 (体重が59.01㎏以上、66.00㎏まで)
・74㎏級 (体重が66.01㎏以上、74.00㎏まで)
・83㎏級 (体重が74.01㎏以上、83.00㎏まで)
・93㎏級 (体重が83.01㎏以上、93.00㎏まで)
・105㎏級 (体重が93.01㎏以上、105.00㎏まで)
・120㎏級 (体重が105.01㎏以上、120.00㎏まで)
・120㎏超級(体重が120.01㎏以上)
◆女子(8階級)
・43㎏級 (体重が43.00㎏以下)
・47㎏級 (体重が43.01㎏以上、47.00㎏まで)
※高校生、サブジュニア、ジュニアのみの階級です
・47㎏級 (体重が47.00㎏以下)
・52㎏級 (体重が47.01㎏以上、52.00㎏まで)
・57㎏級 (体重が52.01㎏以上、57.00㎏まで)
・63㎏級 (体重が57.01㎏以上、63.00㎏まで)
・69㎏級 (体重が63.01㎏以上、69.00㎏まで)
・76㎏級 (体重が69.01㎏以上、76.00㎏まで)
・84㎏級 (体重が72.01㎏以上、84.00㎏まで)
・84㎏超級(体重が84.01㎏以上)
大会では、1種目につき3回の試技を行うことができ、各試技は3人の審判員のうち
2人以上が成功と認めれば成功試技となります。
3種目それぞれの成功試技の最大重量を合計して競います。
○スクワット
◆試技の要領
1.ラックにセットしてあるバーベルを肩に担ぐ
2.2~3歩下がりスタートポジションを作る
3.主審の「SQUAT」の合図を聞き、屈伸を行い立ち上がる
4.主審の「ラック」の合図を聞き、バーベルをラックに戻す
◆判定の基準
1.ヒップジョイント(股関節)が膝頭より下がっていること
2.屈伸動作の最中に足が動かないこと
3.挙上途中でバーベルが下がらないこと
4.フィニッシュは両膝が伸びていること
○ベンチプレス
◆試技の要領
1.ベンチ台に仰向けになり、バーベルをラックからはずす
(補助員にラックの補助も依頼することも可能です。)
2.主審の「スタート」の合図を聞き、バーベルを下げる
3.バーベルを胸につけて止めます。
4.主審の「プレス」の合図を聞き、バーベルを差し上げる
5.主審の「ラック」の合図を聞き、バーベルをラックに戻す
◆判定の基準
1.胸の上でバーが静止していること
2.挙上時にバーベルが傾かないこと(多少はOK)
3.挙上時にバーベルが下がらないこと
4.フィニッシュは両肘が伸びていること
5.足がずれないこと
○デッドリフト
◆試技の要領
1.選手のタイミングでバーベルを引き上げ、フィニッシュポジションで制止する
2.主審の「ダウン」の合図を聞き、バーベルをコントロールして床へ降ろす
◆判定の基準
1.挙上途中で脚の上であおらないこと
2.挙上途中でバーベルが下がらないこと
3.フィニッシュは脚と背中が伸びきっていること
4.フィニッシュ時に肩を返していること(胸を張っていること)